熊谷市で側弯症にお悩みの方へ|熊谷たいよう接骨院が伝える「地道なアプローチ」という考え方

2026年07月6日

熊谷市で側弯症・身体の緊張に悩む女性のイメージ

熊谷市で、側弯症(そくわんしょう)による身体の緊張やこりにお悩みの方からのご相談を、日頃からいただくことがあります。側弯症は根本的な解決が難しいとされる症状ですが、だからこそ、どう向き合っていくかが大切だと当院では考えています。今回は、柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ当院が、実際の症例を交えながら側弯症への考え方をできるだけ詳しくお伝えします。

側弯症は、学校の検診で見つかる方もいれば、大人になってから身体の緊張やこりが抜けないことをきっかけに、初めて指摘される方もいらっしゃいます。熊谷市でも、年代を問わず側弯症の傾向を持つ方からのご相談をいただくことがあります。

不意の衝撃で身体がロッキングする、保育士の方のケース

以前、30代女性の保育士の方が、身体の強い緊張やこりでご来院されました。検査の結果、おそらく若い頃から側弯(脊柱が左右にねじれるように弯曲した状態)があり、全体的に脊柱周りの筋肉が常に緊張状態にあると考えられました。

女性で、若い時から症状が出ていたという経過を踏まえると、特発性側弯症の可能性が高いと考えられました。ただし、当院で診断を確定させることはできないため、あくまで「その可能性が高い」という前提での見立てとしてお伝えしています。

特発性側弯症は、思春期の成長期に発症することが多いとされる側弯症の一種で、明確な原因が特定されていないという特徴があります。学校の検診で指摘される方もいますが、軽度の場合は気づかれずに大人になってから初めて相談に来られる方も少なくありません。この方の場合も、これまで側弯そのものについて詳しく説明を受けたことがなかったとのことでした。

側弯があると、脊柱本来のクッション性やしなりが少なくなる傾向があります。この方の場合、保育士という仕事の特性上、子どもを抱き上げる際などに不意の衝撃が加わることが多く、この衝撃と側弯による構造的な特徴が重なることで、身体が一時的に動きにくくなる「ロッキング」という状態が起きやすかったと考えられました。

側弯症と、どう向き合っていくか

側弯症は、構造そのものを変えることが難しい症状です。当院の代表は、このケースについて次のように話しています。

「今後の対応については、根本的な治療法があるかと言われると正直難しいところではあります。現状では、このように地道にアプローチを続けていくしかないと考えています。」

この言葉には、誇張せず正直に向き合う治療家としての姿勢が表れていると考えています。側弯症は、「施術で元通りになる」というものでも「施術しても意味がない」というものでもなく、都度の緊張や負担を緩和しながら、継続的に付き合っていくものだと当院では考えています。

このケースでは、頸椎・骨盤を含めた身体全体のバランスを丁寧に検査しながら、地道に施術を継続しています。根本的な構造を変えることはできなくても、その時々の緊張や負担をしっかりと緩和し続けることで、日常生活の質を保つことを目指しています。継続的な検査と施術の積み重ねが、長期的な安心につながると当院では考えています。

側弯によって脊柱のしなりが少なくなっている状態は、外部からの衝撃をうまく吸収しにくい状態とも言えます。保育士という仕事は、子どもを抱き上げる、しゃがむ、急に立ち上がるといった動作が多く、こうした動作のたびに脊柱への負担が蓄積しやすい環境だったと考えられます。当院では、こうした仕事の特性まで踏まえた上で、施術の方向性を考えるようにしています。

側弯症でやってはいけないこと

側弯症による症状を感じたとき、良かれと思って行った対処が、実は負担を強めてしまっていることがあります。

一つ目は、「側弯だから仕方がない」と何もせずに放置してしまうことです。構造そのものは変えられなくても、その時々の緊張や負担を緩和することはできる場合があります。

二つ目は、「施術を受ければ側弯自体がなくなる」と過度に期待してしまうことです。当院では、根本的な構造を変えることが難しいという現実を正直にお伝えした上で、できることを一緒に考えていくようにしています。

三つ目は、不意の衝撃が加わりやすい動作(重い物を持ち上げる、急に身体をねじるなど)を、身体の状態を意識せずに繰り返し続けることです。保育士や介護職など、不意の身体的負荷が多い仕事の場合は、動作の工夫も一つの対策になります。

四つ目は、側弯症という診断名だけで、すべての症状をひとまとめに考えてしまうことです。側弯症があっても、実際に出ている症状の背景には、姿勢の癖や生活習慣など、別の要因が重なっていることもあります。側弯だけを見て終わらせず、その方の生活背景まで含めて確認することを当院では大切にしています。

側弯症の見分け方:気になるサインとセルフチェック

側弯症は、姿勢を見ただけでは分かりにくいことがあります。ご自身の状態を知る一つの参考として、次のような特徴がないか確認してみてください。

【側弯症が疑われる場合に見られやすい特徴】
姿勢の見え方/肩の高さが左右で違う・片方の肩甲骨が出て見える
衣類の着方/肩や腰の位置でシャツやスカートの丈が左右非対称になりやすい
症状の出方/片側の背中や腰に負担が集中しやすく、こりや緊張が抜けにくい

上記はあくまで一般的な傾向であり、自己判断の基準ではありません。気になる特徴がある場合は、当院での検査、あるいは医療機関への受診をご検討ください。

側弯の程度が大きい場合、まれに呼吸機能や内臓の働きに影響が及ぶこともあるとされています。強い息苦しさや、これまでにない症状の変化を感じる場合は、自己判断せず医療機関への受診を優先してください。

熊谷市で側弯症の施術を受ける際に当院が大切にしていること

当院では、側弯症を「元に戻す」対象としてではなく、「その方の身体の特徴」として受け止め、その特徴を踏まえた上でできることを一緒に考えていくことを大切にしています。柔道整復師として20年以上の臨床経験の中で、構造そのものを変えられない症状に対しても、正直な向き合い方が信頼につながることを実感してきました。長く付き合っていく症状だからこそ、その場だけの安心よりも、継続的な関わりの中で信頼を積み重ねていくことを大切にしたいと考えています。

「根本的な治療法がない」という現実を隠さずお伝えすることは、時に厳しく感じられるかもしれません。しかし、当院ではこの誠実さこそが、長期的に付き合っていく症状との向き合い方において大切だと考えています。

過度な期待をさせてしまうことは、その場では患者さんに喜んでいただけるかもしれませんが、長期的に見れば信頼関係を損なうことにつながりかねません。当院では、短期的な安心よりも、長期的に付き合っていく上での正直な情報提供を優先したいと考えています。

ご自宅でできるセルフケア

側弯症の傾向がある方は、脊柱周りの筋肉が常に緊張しやすい状態にあります。強く伸ばしたり押したりするのではなく、仰向けで軽く身体をひねる、ゆっくり深呼吸をするなど、無理のない範囲でのケアをおすすめします。

また、片側に重心をかけて立つ癖や、いつも同じ側で子どもを抱っこする癖がある方は、意識的に反対側も使うようにしてみてください。左右のバランスを完全に整えることは難しくても、負担が一方向にだけ集中し続けることを避ける工夫にはなります。日常生活の中で、ふとした瞬間にご自身の姿勢を振り返る習慣を持つことも、長期的に付き合っていく上で役立つことがあります。

不意の衝撃が加わりやすい動作をする際は、事前に身体を軽く動かしてから作業に取りかかることも、負担を減らす一つの工夫になります。荷物を持ち上げる際は、腰だけでなく膝も使いながら、身体全体でバランスを取るように意識してみてください。強い緊張やこりが続く場合は、セルフケアより先に検査を受けていただくことをおすすめします。

よくある質問(熊谷市の方からよくいただくご質問)

Q. 側弯症は施術で良くなりますか?
A. 構造そのものを変えることは難しいと当院では考えています。ただ、その時々の緊張や負担を丁寧に緩和し、継続的に付き合っていくことを目指した施術は可能です。

Q. 側弯症かどうかは自分で分かりますか?
A. 肩の高さの左右差や衣類の着方の非対称などが一つの目安になることがありますが、正確な判断には検査が必要です。

Q. どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
A. 症状の程度によって異なります。当院では、その方の状態を確認しながら、無理のない通院ペースをご案内します。

Q. 側弯症は子どもの頃に気づくものですか?
A. 特発性側弯症は若い頃から見られることが多いとされていますが、気づかずに過ごし、大人になってから相談される方も少なくありません。

Q. 保育士や介護職の仕事は続けても大丈夫ですか?
A. 多くの方が施術と仕事を両立されています。不意の衝撃が加わりやすい動作の工夫も含めてご相談ください。

Q. 施術は痛いですか?
A. 強い力を加える施術ではなく、身体の状態をしっかりと丁寧に確認しながら、負担の少ない方法で進めていきます。

Q. 側弯症の検査ではどんなことを確認しますか?
A. 頸椎・胸椎・骨盤の状態、肩の高さの左右差、筋肉の緊張の分布などを一つずつ確認し、身体全体のバランスを把握していきます。

Q. 側弯症は年齢とともに進行しますか?
A. 進行の程度は人によって異なります。当院で進行そのものを止めることはできませんが、その時々の状態を確認しながら丁寧に向き合っていくことは可能です。定期的に状態を確認することで、変化に早めに気づけるという利点もあります。

Q. 側弯症があっても妊娠・出産は問題ありませんか?
A. 側弯症があること自体が妊娠・出産の妨げになるとは限りません。気になる場合は、産婦人科としっかり連携しながら丁寧にご相談ください。

Q. マッサージだけでは改善しませんか?
A. 表面の筋肉を緩めるだけでは、側弯という構造的な特徴そのものへのアプローチにはなりません。身体全体のバランスを見ながら施術することを大切にしています。

Q. 子どもの側弯症も相談できますか?
A. お子様の側弯については、まずは学校や医療機関での検診結果をもとにご相談ください。当院でできることがあれば、成長段階に応じて丁寧にご案内します。成長期は身体の変化が大きいため、定期的な確認が特に大切な時期でもあります。

Q. 側弯症の方に向いているスポーツはありますか?
A. 一律にお答えすることは難しく、その方の側弯の状態や体力によって異なります。気になる場合は、検査の上でしっかりとご相談いただければと思います。

Q. 予約は必要ですか?
A. 事前のご予約をおすすめしています。当日の空き状況によってはご案内できる場合もありますので、まずはLINEやお電話でお気軽にご相談ください。

側弯症は、根本的な解決が難しいからこそ、どう向き合っていくかが大切な症状です。「良くなるかどうか」だけで考えず、長期的に付き合っていくパートナーとして、一緒に地道なアプローチを続けていきましょう。学校の検診で指摘されたまま何もしていない方も、大人になってから初めて気になり始めた方も、まずは今の身体の状態を確認することから始めてみてください。

側弯症について相談したい方は、下記のLINEからお気軽にご相談ください。
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著者:田島 陽平(たじま ようへい)
治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。現在は国際基準のフランス式オステオパシーを学んでいる。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断を行うものではありません。
症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。

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