背骨・骨盤のセルフケアとは?矯正や整体の役割とは?
2025年04月1日
こんにちは!熊谷市の熊谷たいよう整体院の田中です。
今回は「背骨・骨盤のセルフケアとは?矯正や整体の役割とは」という内容でブログを書いていこうと思います。最後まで読んでいただけたら幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ
背骨・骨盤のセルフケアとは、日常の姿勢と体の使い方を整えて、背骨や骨盤にかかる負担を自分で減らしていく取り組みのことです。先に正直に書いておくと、セルフケアで届く範囲と、届きにくい範囲がはっきり分かれます。当院はここを曖昧にしたくないので、できること・できないことを最初にお伝えします。
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セルフケアでできること・できないことはどこまで?
セルフケアが強いのは「支える力をつけること」と「負担を減らすこと」で、弱いのは「どこが動いていないかを見分けること」です。
当院がご来院された方にまずお伝えしているのは、セルフケアと施術は取り合いではなく、受け持つ場所が違うということです。姿勢を保つ力をつける、日常で背骨と骨盤にかかる負担を減らす——ここは当院が代われない部分で、セルフケアが主役になります。
一方で、自分の体のどの関節が動いていないかを自分で見分けるのは、正直かなり難しいと当院は感じています。動かない場所を飛ばしたまま「よく動く場所」だけを伸ばし続けると、動く場所ばかりがさらに動いて、負担が偏ってしまうことがあります。
| やりたいこと | セルフケアで届きやすいか | 当院の施術が受け持つこと |
|---|---|---|
| 張っている筋肉をゆるめる | 届きやすい(自分で触れる範囲) | その張りを生んでいる関節の動きの側を整える |
| 動きが止まった関節を動かす | 届きにくい(場所を自分で特定しづらい) | 検査で場所を絞ってから整える |
| 姿勢を保つ力をつける | ここが主役(当院は代われない) | やり方の設計とお伝えまで |
| 痛みの元がどこにあるか見分ける | 自分では判断が難しい | 検査で確認し、範囲を超えると判断すれば医療機関へご案内 |
まず、最初に悪い背骨・骨盤と良い背骨・骨盤の状態を知っていただきたいので説明させていただきます。
悪い背骨・骨盤の状態とは?
背骨のS字カーブが崩れ、骨盤が土台として働きにくくなっている状態です。
私たちの背骨は、本来緩やかなS字カーブを描き、骨盤は体の土台として重要な役割を担っています。しかし、現代社会では長時間座りっぱなしの姿勢や運動不足、スマートフォンの使い過ぎなどにより、背骨や骨盤が歪んでしまう人が増えています。
猫背、反り腰、ストレートネックなどは、見た目だけでなく、体の様々な不調につながりますし、より姿勢が崩れると椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など強い痛みや神経症状を引き起こす可能性があります。また背骨や骨盤が歪んでしまうと筋肉のアンバランス、柔軟性の低下により姿勢を支える機能を低下させ、痛みや不調の原因となります。
ただし当院は、姿勢の崩れだけで痛みのすべてが決まるとは考えていません。姿勢がきれいでも痛みが出る方はいらっしゃいますし、逆に猫背でも何ともない方もいらっしゃいます。当院が姿勢を見ているのは、原因を決めつけるためではなく、その方の負担がどこに集まりやすいかを知るためです。
良い背骨、骨盤とはどんな状態なのか?
少ない力で体を支えられて、動かしたときに一か所へ負担が集まらない状態です。
理想的な姿勢は背骨のS字カーブが保たれ、骨盤が適切な位置にあることで、体のバランスが保たれます。背骨、骨盤、筋肉がバランス良く連携し、体を支えることができるので筋肉や関節がスムーズに動き、様々な動作に対応できます。少しのエネルギーで動かせるので体が疲れにくくなります。
背骨・骨盤のオススメのセルフケアは様々あると思いますがその一部をお伝え出来ればなと思います。
まず、たいよう整体院が重要だと思うのが普段の姿勢です!
日常生活での姿勢に気を付けることで、背骨や骨盤への負担を軽減することができます。
例えば普段からソファーや座椅子などに座り骨盤が後ろに倒れこんだ状態でスマホやテレビを見ていると知らない間に背骨と骨盤は歪みを作りますので、座る際は骨盤の坐骨を当てる様に座ると骨盤が立ち上がり背骨の位置も良い状態になるのでおススメです。
自分に合うセルフケアはどうやって決める?
「伸ばして気持ちいいか」ではなく、「やったあと、動きが出しやすくなったか」で決めるのが当院のすすめ方です。
当院がご自宅でのケアをお伝えするときは、次のような確認をその場で一緒にやっていただきます。どれも道具がいらないので、ご家庭でも試せます。
- 前に曲げたときと、後ろに反らしたときの、どちらでつらさが出るか(当院ではこの違いを見立ての出発点にしています)
- 壁に背中とお尻をつけて立ったとき、腰の後ろの隙間に手がすんなり入るか、入りすぎないか
- ケアをやる前と、やった後で、同じ動きがしやすくなっているか
3つ目がいちばん大事です。当院では、やった後に動きが出しやすくなったものを「その方に合っているケア」と考えます。伸ばして気持ちよくても、あとで同じ動きがしづらくなっているなら、そのケアは今の体には合っていない可能性があります。
筋力トレーニングも重要
姿勢を保つ力は、施術では足せない部分なので、ここはセルフケアが受け持ちます。
良い姿勢を上手くキープするためには筋肉がめちゃくちゃ大事になります。
特に腹筋を鍛える事をおススメします。
患者様の殆どの方が上手く腹筋が使えていない方が多く姿勢を崩しています。
腹筋がしっかりと働くと背骨や骨盤を支えることが出来るので姿勢を安定させることができます。
当院がお伝えしているのは、勢いよく起き上がる腹筋よりも、その場で姿勢を保つ形のトレーニングです。体幹の運動が腰の負担に役立つことは報告されていますが、「この種目が一番」と言い切れるものはなく、続けられるものを選ぶほうが現実的だとされています(記事末尾の参考文献)。当院でも、その方が続けられそうな形を一緒に決めています。
産後の方には、当院はとくに順番を大事にしています。産後は筋肉が弱くなっていることが多く、矯正よりも支える力を戻すほうを先に置いたほうがよい方がいらっしゃいます。実際に当院で拝見した産後の方には、骨盤まわりの調整と合わせて骨盤底筋のトレーニングをお伝えしました。
ただし、帝王切開を受けた方はお腹に力をかける種目を避けたほうがよい時期があるため、当院ではお産の方法を必ず伺ってからメニューを決めています。
YouTubeで見たストレッチで、逆に痛くなるのはなぜ?
体の状態に合っていないケアを、合っているかどうか分からないまま続けてしまうからです。
患者様の中にはYouTubeで○○に良いストレッチという動画をみてやったら痛みが強くなったという方も多くいます。
それは体の状態を上手く理解していなかった事が原因だと思いますので、たいよう整体院では体の状態をしっかり理解していただき日常生活での体の使い方、セルフケアを患者様の状態に合わせて提案させていただきます。
当院が動画そのものを否定しているわけではありません。合わないことが起きやすいのは、すでに緩んでいる場所をさらに伸ばしてしまうときです。当院で拝見していても、緩んでいる関節をさらにゆるめると、支えが減って痛みが出ることがあります。
やる時間帯でも感じ方が変わります。当院では、伸ばすケアは体を使い終えたあとや夜にお伝えすることが多く、仕事の合間に伸ばしすぎると一時的に踏ん張りにくくなることがある、とお伝えしています。長く伸ばしたあとに力が入りにくくなる感じは、多くの方が経験されるところです。
ここまで読んで「自分のことかもしれない」と思った方へ。まず検査で、どこに負担が集まっているかを確かめます。空き状況はネット予約でその場で確認できます。
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私たちが行う矯正や整体の役割とは何なのか?
役割は、ご自身では見つけにくい「動いていない場所」を特定して、そこだけを整えることです。
たいよう整体院にご来院された殆どの方が「私の体ってこんな歪んでたの?」って驚かれます。「私は元々猫背だから歪んでるのは知ってたけど、こんな風に歪んでたんだ…」と歪みがあるって認識してたけど、どのように歪んでるかまでは知らないですよね?
歪みによって体のケアの仕方は変わります!
あと、歪みは自分自身で矯正する事が困難だということもあります。
背骨・骨盤矯正を行う施術者が、悪さを引き起こしている歪みを検査で特定し、必要な場所だけを整えることで、遠回りをせずに体が回復しやすい状態へ近づいていくと当院は考えています。ただし、どなたでも同じように進むわけではありません。
そのうえで、当院ができないことも書いておきます。当院の施術で、姿勢を保つ力を足すことはできません。座っている時間そのものを減らすこともできません。当院が受け持てるのは、動いていない場所を見つけて整えることと、その方の体に合ったケアをお伝えするところまでで、その先はご自宅での積み重ねが受け持つ部分です。当院で何を見て矯正する場所を決めているかは背骨矯正・骨盤矯正って何をするの?(熊谷たいよう接骨院)にまとめています。
セルフケアを続けても、つらさが完全には抜けきらない方もいらっしゃいます。当院で長く拝見している方の中にも、トレーニングを続けながら定期的に体を整えて付き合っている方がいます。当院は「セルフケアをすればすべて解決する」とはお伝えしていません。
よくある質問
セルフケアについて当院が実際に聞かれることを、院の言葉でお答えします。
Q. セルフケアだけで背骨や骨盤の歪みは戻りますか?
正直にお答えすると、動きが止まっている関節を自分で動かすのは難しいと当院は考えています。ただ、姿勢を保つ力をつけることと、日常の負担を減らすことはご自身にしかできません。当院はこの2つを分けてお伝えし、ご自宅で続けられる形に落とし込むところまでを一緒に決めています。
Q. セルフケアは毎日やったほうがいいですか?
当院がお伝えしているのは「短くても続けられる形にしましょう」ということです。まとめて長時間やるより、日常の中に混ぜてしまうほうが続きます。痛みが出ている日は無理に行わず、痛みのない範囲で動かすだけにしていただいて構いません。
Q. 腹筋はどんなやり方をすればいいですか?
当院では、勢いよく起き上がる腹筋ではなく、姿勢を保つ形のトレーニングをお伝えすることが多いです。腰に痛みが出るやり方は、その時点で今の体に合っていません。産後の方や、お腹の手術を受けたことがある方は避けたほうがよい種目もありますので、必ず事前にお伝えください。
Q. 姿勢に気をつけていれば、矯正はいらないのではないですか?
姿勢に気をつけることはとても大事で、当院もいちばん最初にお伝えしています。ただ、すでに動きが止まっている関節がある場合、正しい姿勢を取ろうとしても、その形が取れないことがあります。当院はまず動きを確認し、動きが保たれているなら矯正はせず、姿勢とトレーニングの側に振ります。
Q. YouTubeやSNSのセルフケア動画は見ないほうがいいですか?
当院は「見ないでください」とは言いません。見るときは、やった後に同じ動きがしやすくなっているかを確かめてください。やった直後は気持ちよくても、翌日につらさが増えるものは合っていない可能性があります。合うかどうか分からないときは、当院で一緒に確認します。
Q. どんなときはセルフケアをやめて相談したほうがいいですか?
じっとしていても引かない痛み、発熱を伴う痛み、足に力が入らない、しびれの範囲が日ごとに広がっている——こうした場合は、セルフケアを続けずに医療機関での確認をお願いしています。当院の検査では分からない領域があるためで、この線は先にお伝えするようにしています。
Q. ご予約はお電話またはLINEで受け付けております!
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田島 陽平(たじま ようへい)/治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。現在は国際基準のフランス式オステオパシーを学んでいる。
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参考文献
・体幹の深い筋肉を働かせる運動は、ほとんど何もしない場合と比べて慢性的な腰の痛みに意味のある差があった一方、他の運動と比べて優れているとは言えず、どの運動を選ぶかは本人や施術者の希望・費用・安全性で決めるのがよい、とまとめられています。
Saragiotto BT ほか「Motor control exercise for chronic non-specific low-back pain」Cochrane Database Syst Rev 2016(PubMed)を読む
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断を行うものではありません。
症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。
