熊谷市で変形性股関節症にお悩みの方へ|熊谷たいよう接骨院が伝える「トレーニングとメンテナンス」という視点

2026年07月9日

熊谷市で介護職の女性が股関節の痛みに悩む様子のイメージ

熊谷市で、変形性股関節症による股関節の痛みにお悩みの方へ。熊谷たいよう接骨院です。レントゲンで変形性股関節症と診断され、「構造の問題だから付き合っていくしかない」と言われて不安を抱えている方は少なくありません。この記事では、柔道整復師として20年以上の臨床に携わってきた当院が、変形性股関節症と長く付き合っていくうえで大切な「トレーニングとメンテナンス」という視点を、できるだけ具体的にお伝えします。

熊谷市には、介護職や立ち仕事など、股関節に負担のかかりやすい生活を送っている方が多くいらっしゃいます。変形性股関節症は進行する可能性のある構造的な特徴ですが、痛みとの向き合い方には工夫の余地があると当院では考えています。

変形性股関節症とはどのような状態か

変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、関節の形が変化していくことで、痛みや動かしにくさが出る状態です。加齢のほか、股関節の受け皿の形成が生まれつき浅い「臼蓋形成不全」などの構造的な特徴が背景にあることが多いとされています。

初期は「歩き始めに股関節がこわばる」「長く歩くと足の付け根が痛む」といった程度でも、進行すると安静にしていても痛む、股関節が開きにくくなる、といった形で日常生活に影響が出てくることがあります。構造そのものは手技で元に戻せるものではありませんが、だからといって「何もできない」わけではない、というのが当院の基本的な考え方です。

なぜ「元に戻す」ではなく「管理する」と考えるのか

変形性股関節症は、加齢や構造的な特徴により、今後も進行する可能性がある症状だと考えられています。当院では、これを「元に戻す」「なかったことにする」という言葉ではなく、「痛みのコントロールと、悪化を防ぐ予防を並行していく」という表現でお伝えするようにしています。

一度痛みが和らいだからといって、それで終わりではありません。とくに介護や立ち仕事のように股関節に負荷のかかる生活を続けている場合、施術で動きを整えて楽になっても、負担のかかり方が変わらなければ再び痛みが出てくることがあります。だからこそ、痛みが引いた後の過ごし方や身体づくりまで含めて考えることを大切にしています。

進行の段階と、その時期にできること

変形性股関節症は、大まかに「前股関節症(初期の変化)」「初期」「進行期」「末期」といった段階で語られることがあります。段階が進むほど軟骨のすり減りや骨の変化は大きくなりますが、大切なのは「レントゲンの見た目の重さ」と「実際の痛みや動かしにくさ」が必ずしも一致しないという点です。

画像上の変化が強くても日常生活に大きな支障がない方もいれば、変化はそれほどでもないのに痛みを強く感じる方もいます。当院では、画像の所見だけで判断するのではなく、実際にどの動きで痛むのか、股関節を支える筋力がどれくらい保たれているか、周りの関節(骨盤・腰・膝)がどう動いているかを確認したうえで、その時期にできることを一緒に考えていきます。とくに、痛みで動かす機会が減ると筋力が落ち、さらに関節への負担が増える——という悪循環を防ぐことが、どの段階でも共通して大切になります。

手技による施術と運動療法、それぞれの役割

変形性股関節症と向き合ううえで、当院では手技による施術と、ご自身での筋力トレーニングを、役割の違う二つのアプローチとして位置づけています。手技による施術は、動きが悪くなっている関節や周囲の組織の可動性を取り戻し、負担のかかり方を整えることが目的です。一方、筋力トレーニングは、股関節を支える筋力を養うことで、関節そのものへの負担を長期的に分散させることを目指します。

アプローチ目的期待できる変化
手技による施術関節や周辺組織の可動性を取り戻し、負担のかかり方を整えるこわばりや動かしにくさの緩和
筋力トレーニング股関節を支える筋力を養い、関節への負担を長期的に分散する長期的な安定と、進行・再発の予防

どちらか一方だけで十分というわけではありません。痛みが強い時期はまず手技で負担を整え、落ち着いてきたら運動療法で支える力を育てていく——このように、状態に応じて両方を組み合わせていくことを当院ではお伝えしています。手技だけで終わらせず、ご自身の取り組みと組み合わせることが、進行する可能性のある構造と長く付き合っていくうえで大切だと考えています。

立ち仕事・介護職の負荷とどう向き合うか

介護職は、移乗やお風呂の介助など、股関節に大きな負荷がかかる動作が日常的に含まれる仕事です。立ち仕事や中腰の多い仕事も同様で、構造的な弱さを抱えた状態でこうした負荷を繰り返すことは、痛みが再発しやすい条件が重なっていると言えます。

構造的な要因を指摘されると、「この仕事を続ける限り良くならない」と感じてしまう方も少なくありません。しかし、構造そのものと、それを取り巻く筋肉・靭帯・関節の動きは、分けて考えることができます。構造は変えられなくても、支える筋力を育て、身体の使い方を工夫することで、負担のかかり方は変えていけます。当院では、施術で痛みを整えることに加えて、仕事の動作や身体の使い方まで一緒に振り返り、負担を減らす工夫を考えることを大切にしています。

変形性股関節症でやってはいけないこと

良かれと思って行った対処が、かえって負担を強めてしまうこともあります。次の3つは気をつけたいポイントです。

ひとつ目は、「構造的な特徴があるから、もう良くならない」と諦めて、運動も含めて何もしないことです。動かさない期間が続くと、股関節を支える筋力が落ち、かえって負担が集中しやすくなります。

ふたつ目は、痛みが引いたことで安心して、その後のメンテナンスやトレーニングをやめてしまうことです。進行する可能性のある構造である以上、落ち着いた後も状態を確認し、支える力を保つことが悪化の予防につながります。

みっつ目は、痛みを我慢して股関節に負担のかかる同じ動作を繰り返し続けることです。痛みは身体からのサインでもあります。負荷の大きい動作は、工夫や休息をはさみながら行うことをおすすめします。

ご自宅でできるトレーニングとセルフケア

変形性股関節症では、股関節を支える筋力を保つことが、長く付き合っていくうえでの土台になります。ここでは、痛みが強く出ない範囲で取り入れやすいものをご紹介します。強い痛みがあるときは無理をせず、まず検査を受けてください。

股関節を支える筋力づくり

椅子に座ったまま、片方の膝をゆっくり持ち上げて数秒キープし、下ろす。左右を交互に、痛みの出ない範囲でくり返します。慣れてきたら、仰向けで膝を立てておしりを軽く持ち上げる運動(お尻・太もも裏の筋力づくり)も、負担の少ないトレーニングとして取り入れやすいものです。いずれも「動かして鍛える」より「支える力を少しずつ育てる」意識で、無理のない回数から始めてください。

股関節まわりをやわらかく保つ

仰向けで片膝を軽く抱えて股関節をゆっくり伸ばす、あるいは股関節を無理のない範囲でゆっくり回す動きは、こわばりの予防に役立ちます。入浴後など身体が温まっているタイミングで行うと、動かしやすく感じられることが多いようです。

日常動作の工夫

椅子から立ち上がるとき、片側の脚だけに頼っていないかを、ときどき確認してみてください。介護や立ち仕事の場面では、できる範囲で両脚に体重を分散させる意識を持つことも、負担を減らす助けになります。重い荷物を片手で持つ習慣がある方は、左右で分けて持つよう意識するだけでも変わります。

熊谷市で変形性股関節症の施術を受ける際に当院が大切にしていること

当院では、変形性股関節症を「構造の問題だから仕方がない」と片づけるのではなく、構造的な要因と機能的な要因を分けて考え、施術と運動療法を組み合わせながら、痛みのコントロールと進行の予防を並行して考えていくことを大切にしています。柔道整復師として20年以上の臨床の中で、構造的な要因があっても、機能面へのアプローチと日々の取り組みの組み合わせで状態を保っている方を数多く見てきました。

もちろん、すべての変形性股関節症が同じように経過するわけではありません。手術が必要かどうかの判断は医療機関にお任せしたうえで、当院では検査を通じてその方の状態を確認し、現実的にできることを正直にお伝えするようにしています。一度の施術で終わりにするのではなく、その後どう付き合っていくかまで一緒に考えることを、当院の役割だと考えています。

よくある質問

Q1.変形性股関節症と診断されましたが、施術を受けても大丈夫ですか?
構造そのものを変えるのではなく、機能的な問題を整えることと運動療法を組み合わせる考え方で進めます。まずは状態を確認させてください。

Q2.手技だけで良くなりますか?
手技だけで構造的な問題そのものを取り除くことは難しいと考えています。筋力トレーニングと組み合わせ、長期的な安定を目指すことを大切にしています。

Q3.手術を勧められていますが、施術で避けられますか?
手術が必要かどうかの判断は医療機関にお任せしています。当院では状態を確認したうえで、現実的にできる範囲を正直にお伝えします。

Q4.痛みが落ち着いた後も通院は必要ですか?
進行する可能性がある症状のため、落ち着いた後も状態を確認するメンテナンスをおすすめすることがあります。頻度は状態に応じてご案内します。

Q5.介護職ですが、仕事を続けながら通えますか?
多くの方が施術と仕事を両立されています。負担のかかる動作の工夫も含めてご相談ください。

Q6.筋力トレーニングはどのくらいの強度で行えばいいですか?
痛みが強く出ない範囲で、無理のない強度から始めるのが基本です。具体的な内容は来院時の状態に合わせてご案内します。

Q7.両側の股関節が痛む場合も相談できますか?
はい、ご相談いただけます。片側から始まり、その後もう片方にも広がるという経過をたどる方もいらっしゃいます。

Q8.家族に股関節痛の人がいますが、遺伝しますか?
臼蓋形成不全のような構造的な特徴が家族内で似る傾向はありますが、すべてが遺伝で決まるわけではありません。気になる場合はご相談ください。

Q9.運動すると悪化しそうで怖いのですが、動いても大丈夫ですか?
強い痛みがある時期は無理に動かさないことが大切ですが、落ち着いている時期に「支える力を育てる」運動を避けすぎると、かえって筋力が落ちて負担が増えることがあります。どの時期にどの程度動かすかを、状態に合わせてご案内します。

Q10.体重は股関節の痛みと関係ありますか?
関係していることがあります。体重が増えると、歩行や立ち上がりのたびに股関節にかかる負担も大きくなるとされています。急なダイエットは別の負担になりますが、無理のない範囲で体重を管理することは、股関節を守るうえでの一助になると考えられています。

Q11.杖は使ったほうがいいですか?
状態によります。痛みが強い時期や長く歩く場面では、杖を使って負担を分散することが役立つ場合があります。使い方や必要性については、かかりつけの医師や当院にご相談ください。

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熊谷たいよう接骨院(埼玉県熊谷市)
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著者:田島 陽平(たじま ようへい)
治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。現在は国際基準のフランス式オステオパシーを学んでいる。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断を行うものではありません。
症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。

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