背骨矯正・骨盤矯正って何をするの?初めての方へ正直に伝えます|熊谷市 熊谷たいよう接骨院

2025年03月28日

熊谷市で骨盤矯正・姿勢矯正なら

田島 陽平(たじま ようへい)/柔道整復師歴20年以上 /

カイロプラクティック・オステオパシー/株式会社キュアクオリティ代表|深谷・熊谷 たいよう接骨院

「骨格矯正って何をするの?」「痛くないの?」「どれくらい通えばいいの?」

熊谷たいよう接骨院に初めてお越しになる方から、毎回のようにこの3つを聞かれる。

矯正と聞くと「強い力で骨を鳴らされるんじゃないか」「もみほぐしと何が違うのか」とイメージできない方が多い。ここでは、当院での施術の流れと特徴を正直にお伝えする。

背骨矯正・骨盤矯正とは、痛い場所をほぐすのではなく、検査で「動きを失った関節」を特定し、そこにだけ働きかける施術のことだ。だからこの記事では「何をするか」よりも先に、「当院が検査で何を見ているか」を開示する。何を見て矯正する場所を決めているかが分かれば、施術の中身も自然と見えてくる。

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背骨矯正・骨盤矯正とは何か

一言で言うと、関節の動きを本来の状態に戻すアプローチだ。

人の背骨は24個の椎骨と、その間にある椎間板で構成されている。日常の姿勢・動き方・外からの衝撃などによって、関節が本来の動きを失った状態(機能障害)になることがある。

この機能障害が起きると、関節の周りを走っている神経に干渉が生じ、痛み・しびれ・筋肉のこわばりとして体に症状が出てくる。

矯正は、この機能障害を持つ関節に対して働きかけ、神経への干渉を取り除くことで、体本来の自然治癒力が働きやすい状態をつくるものだ。

当院は検査で何を見ているの?

当院が検査で見ているのは「どの関節が動きを失っているか」の一点で、骨の形や見た目の歪みではない。

初めての方に、当院が実際に行っている検査を順番に開示する。どれも触れて確認するだけで、痛みを伴うものはない。

①姿勢と動きの確認。立った姿勢を前後左右から見たあと、前屈・後屈・左右に倒す動きをしてもらう。ここで見ているのは「どの方向で動きが止まるか」「どの動きで痛みが出るか」で、負担が集まっている場所の当たりをつける。

②うつ伏せの脚長チェック。うつ伏せで左右のかかとの高さを比べる。次に、首を回す・膝を曲げる・肩をすくめる、といった決まった動きを一つずつしてもらい、かかとの高さがどう変わるかを見る。動きを失った関節があると、その関節に関係する動きでかかとの高さが変わる。これで「矯正する場所」を一つずつ絞り込む。この脚長の見方は、当院の主な矯正法(アクティベーターメソッド)で標準の検査で、うつ伏せでの脚長評価は検者間で結果が安定しやすいと報告されている(記事末尾の参考文献)。

③施術後の再検査。矯正のあと、②と同じ検査をもう一度行う。かかとの高さの変化が消えていれば、その日の矯正はそこまでで終える。変わっていなければ、無理に追加せず次回の計画を立て直す。

実際に、2人目の出産から2か月で来られた30代の方は、腰の強い痛みと左太もも裏のしびれが主訴だった。医療機関でヘルニアの検査は陰性。当院の検査では、腰そのものより骨盤の関節(仙腸関節)の動きの悪さでかかとの高さが変わり、そこから来る神経の症状として経過を見る判断になった。

「痛い場所」と「検査で見つかる場所」は別、というのはこういうことだ。

当院の検査何を見るかそれで分かること
お話(問診)いつから・どの動きで・生活と仕事症状の背景と、先に医療機関を勧めるべきサイン
姿勢と動きの確認前屈・後屈・左右の動きがどこで止まるか負担が集まっている場所の当たり
うつ伏せの脚長チェック左右のかかとの高さと、動作をしたときの変化動きを失った関節=矯正する場所
施術後の再検査同じ検査で変化があるかその日の矯正が効いたか・次回の計画
※あくまで一般的な傾向であり、確定診断には医療機関での検査が必要です

検査で分かること・分からないことはどこで線を引く?

当院の検査で分かるのは関節の「動き」と筋肉の「力」までで、骨の形そのものは分からない。

正直に線を引いておく。骨折・腫瘍・感染・骨の変形の程度は、レントゲンやMRIの領域で、当院の検査では分からない。だから、お話の段階で骨折の疑い・強い炎症・急に力が入らない・排尿の異常といったサインがあれば、矯正より先に医療機関をご案内する。

逆に、画像で「異常なし」でも当院の検査で見つかるものがある。関節の動きの悪さ、筋肉の力の弱さ、動きの左右差は画像に写らない。整形外科で異常なしと言われたのに痛みが続く方が当院に来られるのは、この部分を見ているからだ。

検査の結果で施術の中身が変わる例を一つ挙げる。2人目の出産から3か月で来られた方は、体全体の関節が非常に柔らかく、歩きづらさと抱っこのしんどさが続いていた。関節が緩い方に矯正をたくさん入れると、かえって不安定になる。

当院では検査で「動きを失っている関節」だけに絞って矯正し、緩い関節は触らず、筋肉で支える練習を優先した。同じ「産後の骨盤矯正」でも、検査の結果で矯正する場所も回数も変わる。

音を立てない施術です

当院でメインに使用しているのは、アクティベーターメソッドというカイロプラクティックの技術だ。

専用の器具(アクティベーター)を使って、ピンポイントに関節へ短時間の刺激を加える方法で、音が出ない・強い力を使わない・体への負担が少ないという特徴がある。

「音を立てて骨を鳴らされると思って怖かったけど、実際はそうではなかった」という声をよくいただく。

高齢の方・骨がもろくなっている方・妊娠中の方にも対応できる、ソフトな施術スタイルだ(状態によってはお断りする場合もあるため、まずご相談ください)。

初診でやること

初診では、施術の前に時間をかけてお話を聞く。

  • いつから・どんな症状が出ているか
  • どんな姿勢や動きで痛みが出るか
  • 仕事・生活習慣・既往歴

その後、姿勢・関節の動き・神経の反応などを確認する検査を行い、症状の原因を特定してから施術に入る。

「痛い場所だけをほぐす」のではなく、なぜその症状が出ているかを明確にすることを大切にしている。

なぜ痛い場所ではなく背骨・骨盤全体を見るのか、その理由はなぜ整体で骨盤・背骨の矯正を行うのか(熊谷たいよう接骨院)で詳しく書いている。

ここまで読んで「自分のことかもしれない」と思った方へ。まず検査で、どこに負担が集まっているかを確かめます。空き状況はネット予約でその場で確認できます。

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どれくらい通えばいい?

これは症状の種類・経過・生活習慣によって大きく変わるので、「○回通えば良くなります」と断定することはできない。

一般的な目安として伝えているのは、「体の変化を感じ始めるまでには時間がかかることが多い」ということだ。

体は少しずつ変化していく。一気に変わるものではなく、日をまたいで少しずつ積み重なっていくイメージに近い。

また、施術だけでなく日常の姿勢・動き方・睡眠の質が経過に影響することも多い。毎回の施術でセルフケアのアドバイスも合わせてお伝えしている。

当院でお伝えしているセルフケアの中身は背骨・骨盤のセルフケアとは?(熊谷たいよう接骨院)にまとめている。

こんな方に来ていただいています

初めての方でも安心して来ていただけるよう、施術前にしっかり説明してから進めている。

  • 腰痛・肩こりが長年続いている
  • 坐骨神経痛・脚のしびれがある
  • 整形外科に行ったが「異常なし」と言われた
  • マッサージに行くと一時的に楽になるが翌日には戻る
  • 矯正は初めてで不安がある

まず話だけでもと思っている方も、LINEから気軽にどうぞ。

よくある質問

検査について当院が実際に聞かれることを、院の言葉で答える。

Q. 検査だけ受けることはできますか?

できる。当院では初回のお話と検査のあとに結果を説明し、そこで「今日は施術を受けない」と決めていただいても構わない。矯正する場所がない、あるいは先に医療機関へ行くべきと判断した場合は、当院からそうお伝えする。

Q. レントゲンやMRIを撮っていなくても検査で分かりますか?

当院の検査で分かるのは関節の動きと筋肉の力で、これは画像がなくても確認できる。ただし骨の形や神経の圧迫の程度は画像の領域なので、お話の内容で必要と判断すれば先に医療機関での検査をお勧めする。すでに画像の結果があれば、必ずお持ちいただきたい。

Q. 整形外科で「異常なし」と言われたのに痛いのは、検査で何か分かりますか?

分かることが多い。画像に写らない関節の動きの悪さや左右差を、当院は脚長チェックと動きの確認で見ている。実際に、腰のヘルニア検査が陰性だった方の痛みが、骨盤の関節の動きの悪さから来ていた例がある。ただし検査で何も見つからない場合もあり、そのときは正直にそう伝える。

Q. 検査で動きの悪い関節が見つからなかったらどうなりますか?

矯正はしない。関節の動きが保たれているのに痛みがある場合、筋肉の弱さや使い方の癖、生活動作の問題が大きいことが多い。その場合は、当院では筋力トレーニングと座り方・動き方の見直しを優先し、矯正は補助に回す。

Q. 検査は毎回するのですか?

する。うつ伏せの脚長チェックは毎回、施術の前と後に行う。前回と同じ場所が悪いのか、別の場所に移ったのかを毎回確かめてから矯正するので、「前回と同じ施術をとりあえず繰り返す」ことはない。

Q. 子どもや高齢の家族も同じ検査を受けられますか?

受けられる。検査は触れて確認するだけなので年齢による制限はない。ただし、矯正の刺激の強さは体格と骨の状態で変えるし、状態によっては矯正をお断りして医療機関をご案内することもある。持病や服薬は先に伝えていただきたい。

▼この症状の専門ページ:骨盤矯正について詳しくはこちら|熊谷たいよう接骨院

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田島 陽平(たじま ようへい)

治療家・株式会社キュアクオリティ代表。柔道整復師として20年以上の臨床経験を持つ。整形外科・接骨院勤務を経て独立し、埼玉県深谷市・熊谷市で2院を経営。

カイロプラクティック歴15年以上・オステオパシーを組み合わせた独自の施術スタイルで、坐骨神経痛・腰痛・肩こりなど慢性症状でお悩みの方のサポートを行っている。

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参考文献

・アクティベーターメソッドの検査・理論・実践の現状をまとめた総説。うつ伏せでの脚長評価について良好な信頼性を示す根拠があるとしている
Fuhr AW, Menke JM. J Manipulative Physiol Ther 2005(PubMed)を読む

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断を行うものではありません。症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関へのご相談をお勧めします。